■年齢など :28歳、男性、独身、愛知県名古屋市
■現在の仕事 :葬儀社での葬儀の取り仕切りなど(葬祭ディレクター)
■現在勤務年数 :4年勤務、副支配人
■現在の年収は :380万円
■年間勤務日数は :280日勤務で不定休
■労働時間は :週5~6日勤務たまに夜勤あり
前職を辞めてなぜ葬儀社に転職しようと思ったのですか?
以前はレンタルビデオ店に勤めていたのですが、年々ネットでのダウンロードやレンタルサービスが増えた事で
店舗型の集客が減っている点、また全国チェーン店も多くあり、価格競争が厳しくなってきている為、将来性があまり
見込めず、給料やボーナスも安かった為転職を考えていました。
そんな中高齢化社会により葬儀の件数の増加に伴い業界全体として伸びていて、平均的に給与も高めの
葬儀社に就職をしたいと考え調べて転職しました。
転職した事で、労働環境がどのように変化しましたか?
給料は20万円を少し下回るぐらいでしたが、転職をしてからは6万円ほどUPの26万円前後になりました。
休みは不定休でシフト制でしたが、24時間年中無休はレンタル店でも同じでしたので、そこは特別気になりませんでした。
ただ、人が亡くなるタイミングだけは分からないので休みを取りにくくなりました。
4年の間に葬儀会館の副支配人になり、前職ではなかった責任とやりがいを非常に感じています。
葬儀社は人の入れ替わりが激しく、個性的な人が多いのでその人たちと上手くやっていくのには少し苦労をしています。
葬儀社に転職する上で不安だった事はなんですか?
人が亡くなるという仕事に対しての責任や、ミスが許されない仕事という事で自分に出来るんだろうかという不安が1番大きくありました。また、仕事がハードだと聞いていた点や、夜勤も初めてでしたので身体面も少し不安がありました。
中学生の時に自分の身内の葬儀以来遺体を見ていないですし、状態の悪い遺体なんかも触らなければいけないのでその辺りにも不安を感じていました。
葬儀社への転職はどうやってしましたか?
転職サイトを見たり、ハローワークなどにも通っていましたが最終的に今の会社に転職したのは新聞の広告欄をみて応募しました。
たまたま朝刊を何気なく見ていたら載っていたので、すぐに電話をして面接をしてもらいました。
面接時も新聞を読んでいるという事でイメージを良く持ってもらえました。
転職前の自分に一言伝えられるならば、どんなアドバイスをしますか?
給料の面においては間違いなくUPするので、早く転職をするべき。しかし、もっと色んな葬儀社を見て給料の面、休みなどをしっかりと比較し時間をかけて考えた方が良い。
入社してから専門用語など宗教儀礼で苦労する事も多々あるので、入社する前に少しでも葬祭業の本などを読み知識をつけた方が良い。役職付きになると仕事の幅が一気に増えるので今のうちにパソコンスキルやマーケティングについても学んでおくべき。仕事始まると忙しくなるので、今のうちに旅行など遊びもしっかり行いましょう。