外資系の製薬会社に転職40代女性の転職体験談。

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■年齢など    :40、女、配偶者なし、大阪
■現在の仕事   :外資系製薬会社のDirector Assistant
■現在勤務年数  :2ヶ月 役職なし
■現在の年収は  :ボーナス込み手取り 420万
■年間勤務日数は :土日休み、240日
■労働時間は   :週5日 9:00-17:30    

前職を辞めてなぜ外資系製薬会社のDirector Assistantに転職しようと思ったのですか?

某有名内資系電気メーカーの半導体部門で紹介予定派遣として入った後、派遣期間中とは思えない部門立ち上げや外国人との交渉などハードな仕事、残業80時間の激務を行わされたあげく、報告義務を怠り、越権行為を働いたという実際には起こっていない不当な理由で解雇されました。

これまで外資での経験が多く、そうした扱いを受けたことがなかったので、正当な評価を与えられるような条件改善を目指して、外資に戻る旨を決意しました。

転職した事で、労働環境がどのように変化しましたか?

工場でのあまり女性に優しくない環境から一転、駅ちかの眺望の良いきれいなオフィスで、お茶当番や掃除当番ということをさせられることもなく、快適に暮らしています。またマンスリーで1:1のミーティングを上長と行ったり、Assistant Meetingがあったりして、意見や実務情報の交換が行われ、格段に仕事がやりやすくなりました。Meeting Roomや打ち合わせスペースが充実しており、コミュニケーションを大事にする職場で、不当な扱いを受けることもなく、信頼されて仕事にあたることができています。

外資系製薬会社のDirector Assistantに転職する上で不安だった事はなんですか?

給与面です。(内資系の電機メーカーで痛い目にあったので、どちらも外資系でしたが、)正社員での募集と契約社員の募集を並行して面接しており、結局正社員での募集は転勤が発生するなどをわかっての応募だったのですが、あまり転勤を希望していなかったため、契約社員への募集のほうをとることにしました。

そのため給与・待遇の面で、正社員より劣ることがわかっていたのですが、やはり給与が下がったのは痛いです。ただ過度な残業もなくほぼほぼ定時で帰れるので、精神的な苦痛もなく、身体は楽になりました。

外資系製薬会社のDirector Assistantへの転職はどうやってしましたか?

派遣会社からの紹介です。外資系専門の転職エージェントも利用しておりましたし、ご紹介もいろいろいただいていたのですが、一般的な外資系派遣会社からの紹介で決まりました。

ハローワーク等にも通っておりましたが、思う条件のところに全く行き当たらなかったので、外資系専門の転職エージェントや外資系・製薬系に強い派遣会社(マンパワー・リクルートスタッフィング・アデコ・テンプ)からの紹介がなければ難しかったと思います。得意分野があるようなので、多数登録して、並行して進めるのが近道だと思います。

これから転職される方にアドバイスをお願いします。

転職が成功したことなどから、何人かの劣悪な環境で5年・10年以上働いている人から相談を受けるようになりました。先日も過度な残業や無賃金の労働、給与カットに悩み、ストレスから脳梗塞を患ってしまったという若い女性、また土曜日出勤や残業をしているのに休日出勤代・残業代を支給されず、それを労働基準局から指摘されて、残業代がつくようになったのに、それをすべてボーナスから差し引かれていたという明らかなブラック企業で働く女性の話を聞きました。

会社の体制や経営者の考えを変えるのは本当に難しいことで、自分で自分を守るしかありません。世の中には多数の会社が存在し、きっちりとした企業も少なくないので、変わることでリスクは発生しますが、勇気をもって、まずは自分が自分のために、力になってくれるエージェントや派遣会社に相談しながら積極的に転職に動くということで、未来は切り開かれていくのだと思います。辞める勇気、変わるための努力、自分のためにしてあげてください。

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