■年齢など :40歳女性、未婚、名古屋勤務
■現在の仕事 :食材の営業
■現在勤務年数 :15年勤務
■現在の年収は :ボーナス込み手取り 490万
■年間勤務日数は :230日位
■労働時間は :10時間くらい
前職を辞めてなぜ食品会社の営業に転職しようと思ったのですか?
学校を卒業した後は、特にやりたいこともなく、ただ資格を生かせるからと思い事務職へ就いたのですが、実際働いていく内に、定時に出勤し、定時に帰宅をする単調な毎日に嫌気を指していました。でも、職歴を汚したくない。そんな気持ちで嫌々働いていたら、1年後には円形脱毛症になってしまい、出勤前になると体調が悪くなるようになってしまいました。そんな中、営業職である友人と遊んだ際、友人の仕事の話、やりがいを聞き、営業職に興味を持ち始めて転職活動を開始しました。
転職した事で、労働環境がどのように変化しましたか?
休みは減りましたが、通勤時間は前の会社よりも近くなって、楽になったように思います。あと、給料は事務職に比べ大幅に上がりました。最初は女性ばかりの会社へ就いたのに対し、転職した会社は過半数が男性ばかりになりました。今の会社としても、女性の営業を採用したのが初めてのことだったので、丁寧に仕事を教えてくれた方だと思います。最初は上司と同行することが大半でしたが、仕事に慣れてからは一人で行動するようになり、自分のペースで仕事ができますので、人間関係のストレスに悩むことは減りました。(給料、休み、立場、働きやすさなど)
食品会社の営業に転職する上で不安だった事はなんですか?
無事に入社できたのは良かったけれど、営業自体が初めての仕事だったので、自分に出来るかと不安で仕方がなかった。試用期間が3か月あったけれど、それを無事に乗り越えられるのかが心配だった。あと、同じ部署に歳が近い人は何人かいたけれど、異性だったので、うまくなじめるかが心配だった。
食品会社の営業への転職はどうやってしましたか?
転職の際は求人雑誌を中心に職を探していたのですが、たまたま雇用保険の手続きをしようとハローワークへ行った際、時間調整で求人票を見ていて今の会社を見つけ、家から近い事に惹かれて応募しました。最初は会社も女性を採用するのは否定的だったのですが、ハローワークの担当者が推して下さり、面接までたどり付き、とにかくアピールして採用されました。
転職前の自分に一言伝えられるならば、どんなアドバイスをしますか?
毎日お局様にイビられて、大変だね。身内が仕事固めてるんだから、スキルアップなんてこの先ないよ。職歴に傷つけたくないからと今のまま仕事を続けて、そのまま一生を終わらせるのはもったいないと思う。まして若いのであれば、ダメ元で転職して失敗してもまだ、やり直しも効く。失敗しながらでも、色々経験した方がいいと思うよ。我慢するのも大切だけど、髪の毛が抜けるほど我慢する価値は、その会社にあるのかな。今のままだとそのままで終わってしまうよ。