20代で年収400万円!老人ホームから転職した男性にインタビュー

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■年齢など    :年齢27歳、男、未婚です。
■現在の仕事   :高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送をしています。
■現在勤務年数  :勤続3年目、役職はなし
■現在の年収は  :年収400万円(ボーナス有り、税込)
■年間勤務日数は :日曜日は完全休日、それ以外はシフト制で出勤。
■労働時間は   :夜勤等はなく、7時半から20時半くらいまでが実労働時間。    

高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送を始めるまでの職歴は?

大学を卒業後、介護施設(有料老人ホーム)にて2年働いた後に転職。大学では法学部で法律の勉強をしていたが、大学入学前に福祉系の大学に行くか悩んだこともあり、就職活動中に福祉の仕事を始めることを決意。

有料老人ホームでは、3交代シフト制の夜勤有りで休みは不定休でしたが、給料も安かった。今後、将来結婚して家庭を持つ為には収入面での不安が強かったこと、体力的・精神的にも疲弊してしまったので、転職を決意。以前の職場での経験が活かせて、かつ営業系のもので考えた時に現在の会社と縁があり、入社に至りました。

高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送を辞めたい理由は?

会社内での人間関係があまり良くないこと、同業他社に仕事を持っていかれており、会社の将来に不安を感じるため。

高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送を始めるまでのイメージと実際に始めてからのイメージの違った部分は?

自宅で介護されている高齢者宅に訪問して、福祉用具の提案を行っている会社だと聞いており、実際にイメージ通りではあったが、営業もしながら介護用ベットや車椅子、マットレス等の運搬作業も行う為、ガッツリと営業できる感じではないことがイメージとは違っていた。

また、基本的に介護保険法の理念は自己決定であり、サービス提供事業者を決めるのも利用者の権利であるが、ケアマネージャーの意向が反映されることが多く、高齢者との信頼関係はあまり成績と比例しないことがイメージとは違った。

高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送でも、勤め先が変わったら働きたいですか?またもし違う業種の場合どんな事したいですか?

勤め先が変われば、働きたいと考えている。今の職場は家から1時間近くかかる営業所に配属されており、移動時間の負担が大きい。

人間関係も助けあうような社風ではなく、競いあい数字を上げることが一番の会社であり、自分以外のことに関わっている時間はないという空気である為、人間関係が難しい。もっと風通しのいい社風であり、全員で数字を上げていくという会社であればこの仕事を続けていきます。

高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送の将来性にいついてどう考えていますか?

今後高齢者が増えていくのは確実であり、病院から在宅への流れが一層強まっている。病床の数は減らされていき、医療費を抑制する為にリハビリもしっかりとしないまま自宅へと帰られる高齢者が増えていくでしょう。

在宅での安全な生活支援には、人的サービスだけでなく、福祉用具による住宅環境の整備は必ず必要であり、ニーズは拡大傾向にある為、将来性はあると思う。

ただ、介護保険制度に則って売上が確定する為、今後の法律改正の影響を少なからず受ける。その時に体力のない小さな事業者は潰れていき。大きな会社だけが残されていくだろう。

高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送の経験は何に生かせる部分はありそうですか?

福祉・介護業界で働く方にはいい経験になると思う。施設でも福祉用具を活かすことで介護職員の負担を軽減できる場面はいくらでもあり、用具について知っているか、知らないかで利用者の自立度も変わってくる。

そうすることで、人的サービスを極力減らすことができるので、施設職員等は福祉用具の知識を持っている事が望ましいと思う。

また、ケアマネージャーも今後は在宅生活者が増えていくので、住家環境整備についての提案をする際に、知識があればよりお客様の立場に立った提案がてきるのではないでしょうか。

高齢者向けに福祉用具のレンタル・販売の営業兼配送を転職するとしたら不安はありますか?

不安は特にない。同業他社も基本的に人手不足である為、常時募集をかけており、引くてあまたの状況である。

営業の経験があることはどんな職場でも通用する経験であり、他業種へ転職する事になったとしても、自分の営業経験をしっかりとアピールする事で、次の仕事も見つかる。(事実、いくつかの会社に受かっています。)

大切なのはその職場で何を得たかであり、どんな仕事をしていたかではないと思うので、どの業種業界にいても上手にアピールできる事を見つける事が大事ではないでしょうか。

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