50代で起業!大手電機メーカーでの安定を捨てた男性にインタビュー。

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■年齢など   :55歳男性
■現在の仕事   :小企業の経営者
■現在勤務年数  :4年 代表取締役
■現在の年収は  :税込み800万円
■年間勤務日数は :週休1日
■労働時間は   :8時間    

前職を辞めてなぜ小企業に転職しようと思ったのですか?

勤続29年。大手電器メーカーに勤務。早期退職制度を使って早期退職。

長年の夢であった法人を設立し起業。代表取締役就任。早期退職した理由は、会社でやりきってしまったこと。30年近い社歴で多くの業務を経験し、これ以上やりたい仕事は無かったことと、内向きな仕事ばかりに時間を取られ、エンドユーザーに向かわず、情実人事が横行している事に嫌気がさしていたということ。そのタイミングで早期退職制度ができて決断。

起業した会社は、自分が社歴の中で一番経験力を磨いた分野で起業。

転職した事で、労働環境がどのように変化しましたか?

労働環境は当然ながら大きく好転した。自らが興した会社であり、小企業である為に、全てを自分で決めているのだから当然といえば当然。

大企業ではない為、福利厚生や、休日などは引けを取るが、全ての物事を自分で決定できる環境というのは起業して代表取締役になった特権。上司がいない世界というのは全てを開放してくれる。

しかしながら、当然ながら経営責任は全て自分に来る。自由と責任の両方があり、必ずしもストレスフリーではない。

働き甲斐はこの上なくある。自分の会社であり、やるだけ自分に跳ね返ってくる。当然失敗も自分に帰って来る。

自らの小企業に転職する上で不安だった事はなんですか?

仕事は長年勤務した会社のベースがあるとはいえ、初めて行う事業ですから、全てが不安でした。

成功するのかしないのか?全てがわからない。机上では計画をきっちり立てて企業したが、机上の計画と実業が全てうまくいくほど経営は簡単ではないので。

自らの小企業への転職はどうやってしましたか?

どうやってもこうやってもないです。前の会社を辞めて、会社を設立した、それだけのことです。

転職といえば転職ですが、長年勤務した会社を早期退職して、起業をするという転職は、余り一般的ではない選択肢といえますが、辞めて興す、これだけです。

但し、早期退職した会社の早期退職制度で斡旋された転職エージェント会社に登録し、半年間はコンサルを受けた。形式的にはコンサルを受けた形ですが、起業にあたってこのエージェントかに行かなければできなかったことは一つもない。

つまりは、今までの経験から、起業までは全て自ら実現できた。

これから転職される方にアドバイスをお願いします。

辞めたい理由があり、やりたい事があるのなら、辞めた方が良いです。しかし、やりたい事が明確でないのであれば、転職はやめた方が良いです。

転職するというのは簡単にできることですが、それがいわゆる成功にいたるには中途半端な気持ちでは実現できません。

確固たる信念と夢と、冷静な分析と気力、折れない心、自信、計画、そういう基礎がなければ、失敗に至ります。

辞めたい理由とやりたい事が明確であれば、躊躇は無用です。付け加えると、家族が貴方の転職を賛成していることが求まれます。

家族に反対されながら転職を実行するとことも、失敗する原因のひとつと言えます。家族があっての貴方でもあると思います。

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