■年齢など :32歳男性、未婚、山梨勤務
■現在の仕事 :広告会社の営業
■現在勤務年数 :五年勤務、課長
■現在の年収は :450万円
■年間勤務日数は :300日勤務、日曜休み
■労働時間は :週6日、13時間勤務
前職を辞めてなぜ広告会社の営業に転職しようと思ったのですか?
前職は食品メーカーの製造ラインに属していました。
各ラインで作るものが決まっていて、慣れてくるとやりがいはありますが、ルーチンワークが多く退屈に感じるようになってきました。
ジョブローテーションの制度があり、製造の現場から広報や営業の職に就ける機会があったのですが、なかなかチャンスがなく移れませんでした。
もともと学生時代から広告の仕事に興味がありましたので、現職の募集広告を見て、転職する決意を固めました。
転職した事で、労働環境がどのように変化しましたか?
前職の食品メーカー時代は、ラインの稼働時間がほぼ24時間体制でしたので、勤務体制は2交代(12時間交代)のシフト制でした。昼勤、夜勤を2週間ごとにローテーションするので、体に負担がかなり掛かりました。
深夜手当てや残業手当てが付いたので、不満はなかったです。
現職では、広告会社と言うこともありますので、勤務時間は長く休みも少ないですが、福利厚生はしっかりしていて働きやすい環境が整っています。年収も前職より70万円ほどアップしました。
広告会社の営業に転職する上で不安だった事はなんですか?
学生時代から興味があった業界ですが、未経験から広告営業を始めると言う点で不安がありました。ですが、入社してから充実した研修、先輩との同行期間もかなり長く取っていただき、独り立ちする頃には不安はありませんでした。
広告会社の営業への転職はどうやってしましたか?
地元の求人誌及び求人サイトに掲載されているのを見て、転職活動をしました。在職中の転職活動でしたので、面接日時の摺り合わせが大変でした。
初めての活動でしたので職務経歴書の書き方などがよくわからず、色々なサイトを見て勉強しました。
また、全くの異業種への転職ですので、業界研究やクライアントの市場調査なども平行して行い面接時に何かひとつでも自分から提案し、自己PRにつながるような準備をしました。
これから転職される方にアドバイスをお願いします。
私は20代後半で、製造業から営業職への転職に成功しました。異業種への転職は、年齢もさることながら本人のやる気と努力だと思います。前職の待遇も地元としては悪くはない条件でしたが、やりたい事への情熱がそれに勝り何とか希望職種へ就く事ができました。
転職期間も3ヶ月ほど掛かりましたので、余裕をみて活動するのが良いと思います。在職中は時間が取れない方は、離職してからも生活できる余裕を持ってなされる方が最善策かなと思います。
転職は逃げではありません。在職期間は最低3年はないとと思われている方もいらっしゃると思いますが、最近ではその風潮もなくなってきたと聞いています。
努力すれば報われると思いますので、転職を考えている方は、すぐ行動したほうが良いと思います。