■年齢など :『34歳男性、未婚、仙台勤務』
■現在の仕事 :『システム受託開発のシステムエンジニア』
■現在勤務年数 :『5年勤務』
■現在の年収は :『350万円』
■年間勤務日数は :『130日勤務で土日祝日休み』
■労働時間は :『1日8時間。夜勤休日出勤なし』
システム受託開発のSEを始めるまでの職歴は?
学生時代からソフトウェア開発に興味があり、卒業後最初の就職は地場の製造工場で製品のテストプログラムを作成し評価する業務に従事しました。
その後会社が倒産し、卸売業の社内SEとして転職し社内基幹システムの管理を行っていました。3年程勤務し、社内のサブシステム構築などを手がけましたが、やはり自分にとっては開発系の仕事が面白く、所属会社だけではなくより多くの企業のより多くの仕組み改善のために役立ちたいと考え、システム受託開発を行う現職に至ります。
システム受託開発を辞めたい理由は?
上記のような背景があり、私自身としてはICTを活用し様々なお客様の様々な課題解決を目指していきたいと考えていますが、政治的な理由で特定のお客様・案件しか扱えず、また同僚も新卒採用が多く、使命感というよりもルーチンワークでただ単に日々こなしているだけで、パフォーマンスが低いです。自分ができると思うレベルと現実があまりにも違いこの会社にいる意味があるのかと感じています。
システム受託開発を始めるまでのイメージと実際に始めてからのイメージの違った部分は?
現在の仕事に従事てから深く認識できたのは、システム開発のコスト構造の難しさです。自分の浅はかさもあるのですが、入社前は開発することのみに焦点をあてており、コスト感覚については正直雇われる側の感覚しかありませんでした。
就業時間分給料が払われるだろうという考え方です。しかし零細企業で基本的に人工計算のため、空きを作らずに連続して受注することがとても難しいことを痛感しました。
システム受託開発でも、勤め先が変わったら働きたいですか?またもし違う業種の場合どんな事したいですか?
ぜひ働きたいというのが答えです。作業内容自体は自分が目指してきたことでもあり、とても有益に感じています。ただ今の会社の方針では“負け戦”を強いられているようで、やり方がうまくないと考えています。他のスタイルであれば、うまくいくはずです。
本来上を動かし正しい方向に持っていくのも自分の役割と認識していますが、あまりに頑固なので結局は自分の方が折れました。
もし違う業種だとしても、やはりモノづくりに関係する事業に携わりたいです。
システム受託開発の将来性にいついてどう考えていますか?
特に日本では人口が低下していく一方なので、国際競争力を高めるためにはICTが必須だと考えています。世の中の流れがどんどん早くなる中で、人間の力のアシストしてくれるものだと思うからです。そのような意味で、システムエンジニアは将来性のある仕事だと思います。
しかし、どんどん新しい仕組みや技術が出てき、ついていくのが大変にはなるでしょう。
システム受託開発の経験は何に生かせる部分はありそうですか?
システムを作るというのは本質的には「発想力」「論理的思考」「忍耐」が必要で、業務を遂行していく上で、それらが磨かれていくと思います。
そのようにして得たものは、日常生活もそうですし、どのような業種の仕事であっても様々な形で開花できるのではないでしょうか。
システム受託開発を行う今の会社を転職するとしたら不安はありますか?
私自身3回転職してきましたので、転職に対する抵抗・不安はありません。必要なスキルはコネクションはあると考えています。
ただ、いろいろあっても雇っていただいた以上、今の会社には大変お世話になったし御恩がありますので、何らかの形で資産になるものを残せたらと思いますし、円満な形で去りたいと考えています。