自衛隊から警察官に転職!30代男性の転職体験談!

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■年齢など    :32歳、男、配偶者なし、静岡県。
■現在の仕事   :警察官
■現在勤務年数  :1年勤務、役職なし。
■現在の年収は  :450万円
■年間勤務日数は :シフト制、年間220日勤務
■労働時間は   :24時間勤務、8時間勤務、休日の繰り返し    

前職を辞めてなぜ警察官に転職しようと思ったのですか?

前職は自衛隊だったのですが、社内政治のようなくだらないことにうつつを抜かすアホが多く、本当に国の事や国民の事を親身になって考えていない連中ばかりでした。

外からは東日本大震災の活躍で賞賛の嵐でしたが、実任務である戦闘が始まればその体たらくが露見する恐れが大であると考え、実戦経験豊富な警察官に転職いたしました。

警察官の仕事も確かにきついですが、目の前の犯罪をなくしていくことで地域社会に対する貢献を実感することができ、大満足しています。

転職した事で、労働環境がどのように変化しましたか?

同じ肉体労働系公務員なので、大きくは変わりません。自衛隊のころと比べれば、夜間の仕事が圧倒的に増えましたが給与の面でしっかりと保障されていますので満足しております。福利厚生等の面でもそうたいして違いはありません。

また社内政治は残念ながら警察でもありますが、自衛隊で経験したような業務に差支えのあるような社内政治はやはりありませんでした。

また全般的に教養があり、話の分かる人物、調整のしやすい人が多いというのが印象にあります。組織がゴタゴタしていたんでは犯罪者は捕まえられませんからね。

警察官に転職する上で不安だった事はなんですか?

口利きでの転職でしたが、今までの自衛隊の経験は役に立つんだろうか?という点でしたが、ものの見事に役に立ちませんでした。自衛隊では無線機の取り扱いにしても、モスという自衛隊内でのみ通用する免許のようなもので無線機の取り扱いをしています。

対して警察では無線機を扱う場合は日本の法律にのっとって特殊無線技士なる免許を取らねばいけません。警察で必要な免許は1から勉強してとる必要があります。唯一、自動車の免許だけは自衛隊で所持させてくれていたので、役に立ったのは自動車免許くらいでしょうか。

警察官への転職はどうやってしましたか?

完全なる口利き、知人のつてです。「自衛隊でくすぶっている、我慢ならない」という話を警察関係者にすると「なら警察に来ればいいじゃないか。自衛隊で鍛えているんだったら警察でも欲しい人材だ。」と言ってもらえ、その方に口利きをしてもらって形式上の試験を受けて採用されました。

また自衛隊在職中に転職活動をすることとなりますので、警察での前歴調査時、「まだ自衛隊の上司にはこのことを言っていないので、秘密にしておいてください、採用となった時、上司に言いますので」という約束をして転職活動の事実を隠したりとそこが大変でした。

あとは、採用筆記試験でいい点数がとれるよう公務員試験問題集を解いたりして勉強しました。

これから転職される方にアドバイスをお願いします。

くすぶり続けて、生活だけのためにやりたくもない仕事、くだらない仕事をしているというのは耐え難い苦痛です。自分の人生損していると思います。人生一回きりです。転職というのは日本ではあまりなじみのない行為なのかもしれませんが、これから主流になっていくものと考えます。それだけ、転職活動もうまくいきやすくなってくると思います。

時代の先駆者となるべく、また自分の未来のためにも、勇気を出して転職活動をして欲しいと思います。しかしながら、万が一ミスった時の保険はしっかりかけて、どちらに転んでもいいように(転職に失敗しても現在の仕事は続けられるような)しておくべきではあると思います。頑張ってください。

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