地方銀行から、税理士事務所に転職29歳女性にインタビュー

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■年齢など    :『29歳女性、既婚、広島勤務』
■現在の仕事   :『税理士事務所税理士補助』
■現在勤務年数  :『2年勤務、一般』
■現在の年収は  :『ボーナス込み手取り 250万』
■年間勤務日数は :『240日勤務で土日祝日盆正月休み』
■労働時間は   :『9:00-17:30週5日勤務』    

税理士補助を始めるまでの職歴は?

新卒で、地元の地銀に入りました。銀行では個人融資業務、法人融資業務を担当し、作られた決算書を読み解く作業をしていました。銀行では財務の仕事をしたいと、本部に異動を希望していましたが、叶いませんでした。

結婚を機に仕事をやめることにし、次は事務だけができ、決算書を作る仕事、アットホームな職場にいきたいと思いました。結婚してからは、家事もやらないといけないので、急な残業が入らないことも重要でした。

家では帰ってきたい雰囲気を作りたかったので、仕事で疲れてへとへとになるわけにはいきません。自分の得意分野でできる仕事がよいと思い、今の税理士事務の仕事を選択し、就職活動しました。

税理士補助を辞めたい理由は?

結婚して2年目になりますが、子供ができないことが主な原因です。人間関係が少し気になることや仕事の割り振りが気になることなど、細々した理由は他にあげればあります。職員が5人なので、アットホームな職場ではあるものの、先輩は20歳離れている人が三人います。

話も合わないですし、20年勤めてらっしゃるので、やりたい放題です。また、下に入ってきた子は言われても気づかないようなタイプで、しかも自分ができていると思っているので、仕事をしていると時々ばからしくなってきます。

税理士補助を始めるまでのイメージと実際に始めてからのイメージの違った部分は?

もともと決算書は見ていたので、だいたいのイメージはその通りだったのですが、事務所で働いている人が豊富な知識の持ち主とも限らないです。

また、銀行側は決算書の科目の増減にとても敏感で、赤字の理由等お客さんに聞いていましたが、中に入ってみると、その科目の分け方はそれなりにあいまいだったり、正解が1つではないこともイメージと違っていました。

税理士補助でも、勤め先が変わったら働きたいですか?またもし違う業種の場合どんな事したいですか?

今の職場は、本当に恵まれていると思います。前職の銀行業務では、押しつぶされるような緊張感や、圧迫感、ぴりぴりとした空気感があり、今の職場にはまったくそれがありません。それは今の事務所の雰囲気が良いと言うことだとは思います。

残業はほとんどないですし、他の税理士事務所は残業があると聞いていますので、働いていけるとは思いません。今の仕事内容がむいているのは明らかなので、次の仕事については決められません。

税理士補助の将来性にいついてどう考えていますか?

決算業務や確定申告はなくならない仕事ですし、専門性もありますから、無くなることはありません。年々、税の内容についても細くなりますし、お客さんが自分でやっていくには少々難しいように思います。ただし、顧客が確保できるかできないかで、続けられるかが決まってきます。

そして、その中で働く補助は、求められる知識が多いのと、給与が少ないと感じています。

税理士補助の経験は何に生かせる部分はありそうですか?

税理士は税のスペシャリストですから、その下で働いていることは、自分の相続や贈与の際に、知識があるのとないのでは、有利不利があります。

さらに、決算書の作り方も分かっているので、次の職につく際に、経理事務として働いていけるように思います。経理事務は、全ての会社にとって必要なものですので、次の職に困らないのではないかと思います。

税理士補助を転職するとしたら不安はありますか?

以前の職をやめるときにも感じましたが、自分に定額の収入がなくなるのは、常に不安です。今の職場は、転職してまだ2年目なので、確定申告は2回しか体験していません。

そういう面では、経験が少ないと思います。今の仕事は一年に一回しかない仕事が多いので、体に染みついている仕事が少ないです。

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